はじめての顧問税理士

Beginner's Guide

税理士は必要?

会社設立して間もない場合、税理士が必要と感じない方も多いようです。

  • まだ、売上も取引も多くないので簡単そう
  • 経理はご自身または家族で何とかしたい
  • 確定申告も何とか自分や家族でしたい
  • 財政的にゆとりがない
  • 良い税理士さんを知らない、探すのが面倒
  • いつから必要なのかわからない
男性

など、理由は様々です。

必ず早い段階で税理士が必要になる

法人の決算や申告は個人の確定申告とは異なり、専門的な知識が必要です。
個人と同じように考えていると後で大苦戦します。
相当な時間を費やして決算書や申告書の作成について調べた挙句、自社で行うことを断念… なんてことも起こります。

ですので「必ず早い段階で税理士が必要になる」というのをぜひ念頭に置いてください。

税理士

税理士はいつが忙しいの?

税理士の繁忙期は1月から4月までです。
理由は、法人の多くが3月末を決算にされているから。そして、個人の確定申告は2月がピークだからです。

いつ税理士に相談すればよいの?

「相談したい」と思ったとき、いつでもお声がけいただきたいのですが、当社が考えるタイミングは3つあります。

  1. 法人設立時

    法人設立時に税理士を見つけ、設立時から必要な手続きを行っておくことで、初めての決算でもバタつくことなく準備を行うことが可能です。

  2. 決算前

    最も必要と感じる決算時、「これは手に負えない」と思えば即時依頼されることをお勧めします。繁忙期であれば間に合わないこともあるのでできるだけお早めに。

  3. 法人成りの1年半前

    個人で会社を立ち上げ、法人化(法人成り)を考えられている場合、個人の最終年に税理士を通じてきちんとした決算書を作っておくと、その後の良い参考になります。

どういった契約があるの?

契約には、毎月管理顧問料を支払う月額契約と、毎年決算前のみ1度行うスポット契約の2種類が一般的です。
それぞれのメリットは契約内容次第ですが、下記が考えられます。

  • 月額契約のメリット

    • 毎月資料を提出しておけば決算前に慌てることはありません
    • 経理や税金に関して気軽に質問できます
    • 毎月の状況に応じて財政面からアドバイスがもらえます
    • 補助金の活用など必要に応じてアドバイスがもらえます

    より健全な会社運営のためのサポートが期待できます。

  • スポット契約のメリット

    • 1年間の税理士に支払う費用は安くなります

    必要最低限のやり取りと費用で済むのが最大のメリットです。

決算報告書が必要な場合はある?

新たな顧客を獲得するとき

業種にもよりますが、BtoB契約では過去数年分の決算報告書を見せてほしいと言われる場合もあります。
その時、きちんとした決算報告書がなければ受注に影響します。
例え決算内容が悪くても、なぜ悪いのか説明できると相手の印象も変わります。

銀行から融資を受けるとき

銀行から融資を受けるときには必ず決算書の提出を求められます。
決算内容を見て、融資ができるのか、いくらまでなら融資が可能なのかを判断します。

決算報告書

最後に

「わからない」「難しい」「面倒くさい」だからこそ専門家である税理士にぜひご相談ください。
皆様が経理に費やす時間を無くし、日頃の業務に専念していただくことが最も利益につながると考えております。

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